読書記録②:ミカエルの鼓動

わくわく

大好きな作者の本

柚月裕子は、僕に好きな作者の一人。

 

最初に読んだのが『慈雨』。

そこからハマりまくっています。

 

「孤狼の血」シリーズ、『パレートの誤算』、『ウツボカズラの甘い息』

など、どれも夢中で読んだ。

 

今回選んだ本は、この作者だから選んで読んでみたけど、

やっぱり当たりだった^-^

 

 

自分の軸とはなにか・・・

今回のお話しは医療に関するお話。

 

僕がこの作者を好きなのは、

主人公の人間ドラマがすごく感情移入できるところ。

 

今回も作品も、主人公は信じるものと追求していくが

どこかで歪みが生じる。

 

そこで、何を本当に求めないといけないのか

それに迷い、葛藤していく姿がとても面白かった。

 

 

絶対は無い

何においても「絶対」はない。

それを肯定できるか、否定するかは、

どれだけそれにすがっているかなのではないかと思う。

 

何においても絶対は無い。

だからこそ、手放しすこともでき、また追求することもできると思う。

 

 

印象に残った言葉の引用

前後の内容が無くても分かるように少し変え、

とても印象に残った言葉の引用を自分のために残します。

 

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自分の意志を述べずに、相手に答えを委ねるのは、自分が責任を負いたくないからに過ぎない。

さまざまな決断をする中で、孤独と闘い、時に誰かの助けられながら、自分で道を決めてきた。

自分で道を選んだ者は、結果が自分の望んだものと違っていたとしても、後悔することなく、

自分の人生を受け入れた。逆に人に決定を委ねた者は、何事においても不満を抱く。

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生きていれば誰だって、あの時ああしていれば、とか、こうしていれば、という悔いを抱くことはある。

でもそれは結果論だ。みんなその時に必死に考え、悩み、出来得る限りのことをした。その決断を、誰も

責めることはできない。本人であっても。

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